長い歴史を持つ医学部の名門校

東京慈恵会医科大学は、明治14年に創設された長い歴史を持つ医科大学です。
偏差値ランキングでは、東京大学、京都大学、慶應義塾大学、大阪大学に次ぐ第5位となっており、医学部の名門校として毎年数多くの優秀な人材を輩出しています。

もともと東京慈恵会医科大学は「成医会講習所」という名前の学校としてスタートをしており、長い歴を通じて医学を正しく認識する、基礎知識と技能、医の倫理を持った人間性の豊かな人間を育成するということを掲げています。

教育方針を最も顕著にしめすのが建学の精神として今も残されている「病気を診ずして病人を診よ」という言葉です。

これは医学を実践するときの心がけを示すものであり、人間性と知識・技術のバランスの取れたよき臨床医を育成することを目指しています。

東京慈恵会医科大学の具体的な教育内容

東京慈恵会医科大学は当初より医科大学として医療専門の教育を行う施設となっているため、毎年募集をされるのは「医学部医学科」と「医学部看護学科」のみです。

医学部医学科では1年次には国領キャンパスで主に総合教育を通して人間性や倫理的判断能力を養うための教育を受けます。

その後2年次からは西新橋キャンパスに拠点を移し、本格的な医学の専門教育が始められます。
内容はまず医学の専門領域が中心となりますが、同時並行的に人間性や倫理判断力、国際性、患者とのコミュニケーション能力といったものを学ぶ医学総論という授業があります。

この医学総論の授業は1年次から6年次までずっと継続するということもまた東京慈恵会医科大学の大きな特徴となっています。

医学総論は座学である医学総論演習のみではなく、在宅ケア実習や病院業務実習、プライマリ・ケア、産業医実習といったような様々な場面での医療を体験することとなっています。

もちろん本職となる医療技術の習得に関しても最先端の技術に触れることができる高度な実習制度が設けられており、附属病院を中心に少人数での実習でできるだけ実践的な体験ができるよう学生に配慮しています。

特に注目したいのが臨床疫学コースで、こちらは患者さんと対面する臨床医とは別に、客観的データに基づく治療をしていくための技術を学んでいきます。

4~6年次にかけての実習時間の多さも大きな特徴であり、4ヶ月にわたって自ら選択した領域について少人数実習を行うなど主体的な教育内容となっています。

東京慈恵会医科大学の入試について

入学試験は毎年2月上旬~中旬にかけて行われます。
1次試験は3教科選択の筆記試験、2次試験は個人面接とグループ面接となっています。

募集人数は一般入試で100名程度、その他地域別に将来の勤務先を限定して入学枠が設けられています。