開業医を目指す

医学部再受験を考えている方の中にも、将来的には開業医になりたいと夢見ている方はいるのではないでしょうか。
勤務医として一生を終えるのも一つの道ですし、いつかは自分の城である病院を持ちたい、という方も当然いるでしょう。

ここで問題なのが、開業医は誰でもなることができるのか、ということです。
もちろん、誰でもと言っても医師資格を有する正規の医師でないと到底無理な話ですが、医師であればだれでも開業することができるのでしょうか。

医療法の第八条では、臨床研修を修了した医師によって病院、診療所を管理させる必要がある、と記載されています。
つまり、管理医師として開業するには臨床研修を受ける必要がある、という解釈で構わないでしょう。

多くの経験が必要

医師というのは、10年ほど働いてやっと一人前と言われるような世界です。
そのため、医学部を卒業して研修が終わったからといってすぐに開業という道を選ぶ方は少ないのではないでしょうか。

現在では金融機関などが若い医師向けに金融商品を充実させていますから、比較的若い医師の方も独立開業するケースが見られますが、それでも35~40歳程度の年齢ではないでしょうか。
あまりにも若過ぎると、患者からしても不安な気持ちになってしまいます。

開業する理由も人によって様々で、出世争いに敗れた結果だったり、勤務医として働くことに疲れてしまった、という方が開業という道を選ぶこともあります。
また、地域に根ざして医療を届けていきたい、という崇高な精神を持った方も独立開業という道を模索することがあります。

臨床研修さえ受けていれば医師として独立開業することはできますが、やはり医師として経験をしっかりと積み、確かな知識と技術を身に付けるということがまずは先決でしょう。
中途半端な状態で開業し、何かトラブルが起こってしまうとあっさり破綻ということにもなり兼ねません。

研修が終わってもしばらくは技術と知識を身に付けることに専念し、計画的に開業を考えると良いかもしれません。
開業すれば自分の病院で様々な試みをすることもできますし、独自のサービスを行うこともできます。

これまで勤務医として働いていたころに比べ、はるかに充実した毎日を送ることができる可能性もあります。
これから医学部再受験を考えている方や、また現在医学部に在籍している方も、将来的には開業という道を考えてみてはどうでしょう。

開業するには設備投資なども必要となるため、多額の費用も必要となってきます。
もし、独立開業という道を模索するのであれば、こうした設備投資などについても真剣に考えてみなくてはなりません。
開業という夢を実現するために、頑張ってみてはどうでしょう。