医学部再受験をするにあたって

医学部再受験を考えている方というのは、恐らく人生でそう何度もないほど大きな決断をしたのではないでしょうか。
特に、既に社会人として社会に出て働いているという方は、その生活を捨てて、もしくはその生活を続けながら医師という職業を目指そうとしているのですから、これほど困難な道は無いと言えるのではないでしょうか。

人によって医師を目指すために医学部再受験を考えるまでの経緯はまちまちだと考えられますが、再受験を考えた場合、こらからの生活に与える影響などについてもしっかりと理解しておかねばなりません。
ここでは、医学部再受験をするにあたって生じるであろうメリット、デメリットについてご説明していきたいと思います。

医学部再受験は非常に難易度が高く、実際に合格する方は非常に少ないというのが現実です。
狭き門であり、多くの方が再受験を目指す過程で挫折していくとも言われているのです。
しかし、そんな現実があるにも関わらず、多くの方が再受験を目指しているのにはそれなりの理由があります。

一つには、医師という魅力溢れる仕事への展望、が挙げられます。
医師というのは誰もが知っているほど高収入な職業であり、将来性も抜群です。
また、社会的地位も確立できますし、それは一種のステータスにもなりえるのです。

人の命を預かることのできる唯一無二の職業でもあり、聖職、崇高なる職業と呼ばれることもあります。
医師という職業にそうした魅力を感じる方もいますし、このような魅力のある医師になるためということで再受験を目指す方も多いのです。

もう一度学生生活を送ることができるというのもメリットと言えるかもしれません。
既に一度社会人として外の社会を経験している方なら、より充実した時間の使い方もできると思いますし、時間のありがたみも理解できるのでより勉強に励むこともできるでしょう。

デメリットは?

一方のデメリットですが、まずは金銭的なリスクが挙げられます。
社会に出て働いている方の場合、仕事を辞めずに勉強するというのはほぼ不可能です。
そのため、仕事を一旦辞めてから勉強に集中するという体制をとると思いますが、このケースだと自身の収入がなくなってしまいます。

実家で世話になるとしても、両親が年金暮らしだったりすると、とてもではありませんが勉強どころではありません。
結局アルバイトなどに出かける羽目になり、勉強する時間が失われてしまうということにもなります。

また、いつ合格するか分からないというのもデメリットでしょう。
医学部はただでさえ超のつく難関ですから、必死で勉強したとしてもあっさり落ちてしまうことが殆どです。
こうした状態に耐えうるだけの精神力が必要となりますが、プレッシャーに負けてしまうことも多々あります。